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[ CD ]
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ドラマCD いま、会いにゆきます
・ドラマCD ・石田彰 ・平野綾 ・緒方恵美 ・納谷六朗
【フロンティアワークス】
発売日: 2008-06-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
Amazonポイント: 39 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 3,190円〜
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・ドラマCD ・石田彰 ・平野綾 ・緒方恵美 ・納谷六朗
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カスタマー平均評価: 5
大丈夫、大丈夫 このCDの企画を聞いて、世界で一番好きな小説を、世界で一番好きな役者さんが演じてくれるその喜びでいっぱいでした。
何年もずっと大好きな石田彰さんという役者さんに全幅のを信頼をしています。でも、アニメやゲームの世界と、市川拓司さんの世界は違いすぎるのではないか、もし、期待はずれなものができてしまうと、有名な小説だけに石田さんに傷がついてしまうのはないかと発売近づくにつれ不安が募りました。
でも、CD2枚分たっぷり収録されたドラマを聞いて、一番最初に小説を読んだ時と同じくらい感動して、そして泣きました。
映画にもTVドラマにもいいところはたくさんありますが、このCDは十分にそれに肩を並べる素晴らしい出来になっていると思います。市川拓司さんのファンも石田彰さんのファンも安心して聞いて感動してください。「大丈夫、大丈夫」です。
市川さんのファンとして、CDドラマになったこの作品をお勧めします。巧と澪の会話中心の本当に素敵なドラマです。
石田さんのファンとして、中村獅童さんや成宮寛貴さんに十分に肩を並べ、そして、私にとっては最も原作に近い石田さんの巧をお勧めします。いつもの石田さんの役のように頭脳明晰ではない巧を本当に自然に演じていらっしゃいます。
両氏のファンとして胸を張ってお勧めします!!
私には佑司くんと同じ6歳の息子がいます。彼が大きくなったら、きっと一緒にこのCDを聴きたい。それまで、ずっと大事に宝物として取っておきます。
辛い事程 美しい。 原作がとても話題になっていて、ドラマや映画になった事は知っていましたが、どれも読んだり観たりしていません。
若すぎた別れ・早すぎた別れ・背負い続ける傷。
人間は、誰でも自分の欠片を落としたまま生きている。
それでも、出会った相手がその欠片を大事にしていたら・・・・。
透明で悲しいお話は、「雨」という涼やかな媒体を通して始まり、終わります。
キャスト買いも有り、ですが、多分、お目当ての役者さんの顔は浮かばない。
あるのは、「雨」が連れて来てくれた、心の欠片のお話です。
是非、「雨」が語りかける「心の欠片」のお話をどうぞ。
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[ DVD ]
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ただ、君を愛してる プレミアム・エディション
・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高
【エイベックス・マーケティング】
発売日: 2007-03-16
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 4,992 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 4,500円〜
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・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高 ・新城毅彦 ・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高 ・大西麻恵 ・黒木メイサ
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カスタマー平均評価: 5
やさしいやさしい奇跡の作品 せわしない毎日に疲れたら、ぜひとも本作を観てほしい。何という純粋な作品だろう。誰も悪役のいない、現代の寓話である。大元は広末涼子/松田龍平の「恋愛写真」と同じだが、そこに流れる空気感は全く異なる。とにかく静流役の宮崎あおいが凄い。大学前で横断歩道を渡れず、手を上げ続けるかわいいシーンから、メガネを取った時の透明感抜群の可憐さ、NYCでの一抹のさみしさを残した表情、それらすべてが最上、最高である。宮崎あおいでなかったら、本作はこんなにも胸に響く作品にはなっていなかったはずだ。「生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋」は画面上の演技ではなく、観客の前に本当にあった出来事のようだ。静流の短くとも意義のある人生を我々は見届けることができた。これはまさに鑑賞ではなく、体感である。全体的な完成度から見れば、まだ上を行く作品はあるが、これだけ無垢で純粋な作品を他には知らない。悲しい結末の先に希望が見える名作は他にもあるが、やさしさが残る作品も他には知らない。自分は静流のウソにまだずっとだまされ続けたい。毎月誠人あてに届くアメリカからの手紙をこのあとも楽しみにしたい。これは映画的感動をも超えた奇跡の一本である。老若男女を問わず、ぜひ観てほしい。 真っ直ぐな思い 宮崎あおいがやたら可愛いのと、映像が美しいのとが印象的な作品。
何より、監督と脚本を手がけた方々が、見せ方を心得ている感じ(監督は新城毅彦、脚本は坂東賢治)。
見ている一瞬一瞬に充実感があり、満足感がある。
無駄なシーンがなく、一コマ一コマ、全てが見る価値のあるシーンに感じられる。
テレビ画面で見たにもかかわらず、何だか映画館にいるような気分が味わえてしまった。
よかったのは、映画のタイトル通り、ただただ、好きで好きで、どうしようもなく好きで、それだけで……という思いがストレートに伝わってきたところ。
人間、長く生きていると、人生ってすごく複雑なもののような気がしてくるが、結局のところ、大切なことって実はとてもシンプルなのではないか。
この、プリミティブな、けれど根源的な、真っ直ぐな思い。
人間の本質も、突き詰めれば、こういう、誰かを真っ直ぐに思う気持ち、大切に、いとおしく思う気持ち、そこに行き着くのではないか。
そんなことを感じさせてくれた作品だった。 宮崎あおいハマリ役!! いま、会いにいきますは個人的にあまりヒットしなかったんですが、これはとても感動しました。普段ラブストーリーとか見てもほとんど感動しないんですが、これはちょっと揺さぶられてしまいました。森でのシーンもとても綺麗ですし、写真をちょっとやってみたくなるような気分にさせられます。玉木宏の頼りない役もなんか良かったです。体型が若干ごついですが…
何よりも宮崎あおい演じる里中静流はとてもはまり役でした。
スモッグを来てバサバサの髪した幼い役柄から、展示会での黒のドレス着た大人の写真の変化は感動します。あと個人的に「好きな人が好きな人を好きになりたいだけ」っていうセリフにはちょっと感動しました。少しミステリアスなラブストーリーと学生のリアルな青春シーンでのバランスもこの映画のポイントかなと思います。
大塚愛はあまり好きではないのですが、この映画で流れるこの曲だけはとても好きです。 すばらしい! 今日みました。
宮崎あおいさんが出ているということでみてみました。
ほんとうにみてよかったです!
色んなことを思いながらみているうちに、話が一転。
まっすぐに人を想うことの歓び、美しさ・・
そんなのが一気にあふれ出るシーンがあります。
静流は、誠人と出会えてどんなにうれしかったのだろう・・・
そんなことを思うと、もう涙が止まりませんでした。
☆良い映画ですよ☆ 良い 久しぶりに心の中から涙がでました。
自分の過去を見ている様で、映画を見た後に思い出の写真に目を通してました。
宮崎あおいの演技がとても良くて、ストーリーの先が読め、解っていても涙が止まりませんでした。あの表情ひとつひとつが忘れられません・・・。
映像も綺麗で原作以上に私の頭の中にはのこりました。
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[ DVD ]
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ただ、君を愛してる スタンダード・エディション
・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高
【エイベックス・マーケティング】
発売日: 2007-03-16
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,145 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 2,900円〜
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・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高 ・新城毅彦 ・玉木宏 ・宮崎あおい ・小出恵介 ・上原美佐 ・青木崇高 ・大西麻恵 ・黒木メイサ
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カスタマー平均評価: 4.5
大傑作 この映画は、私にとって本当に大切なものになりました。 ここまで感情移入できた映画は初めてです!映画が、終わった後には切なさ、悔しさが残りました。しかし、それと一緒に温かい気持ちにもさせてくれました。本当にこの映画は、純愛映画の大傑作だと思います。みなさん!!この映画を見ないと、大損ですよ!超おススメ映画です! 宮崎あおいファンになりました! 癒された。ほのぼのしてた。良かった。
大学生の学生時代の甘くて辛い恋の物語。
宮崎あおいが成長するたびに寿命を縮めていく。それに
玉木宏は気付かない。しかも玉木宏には別に恋人がいる。
宮崎あおいがひたすら玉木宏に恋し愛する。
この二人がキスをした後に宮崎あおいが突然姿をくらまし、
そして玉木宏が知らないところで亡くなっていた。
心温まる学生時代の二人の淡く楽しい一時がたまらなく切ない。
宮崎あおいファンになりましたよ。ほんと良いです。 美しい画像とストーリーです レンタルしたものを2度見てから買い求めました
ストーリーには
「国連」や「外務省」に就職する優秀であろう学生が、3年生(4年生?)になっても大教室の「つまらなそうな」国際関係論に座っている(だれも講義を聴いていないようです)とか、片道切符でNYへいった女の子が入国はともかくも就職できる(米国移民法に反します)というアリエナイSituationがありますが、
主演の玉木宏、宮崎あおいの演技、すばらしい森のロケーション、そして
Photo Exibitionに展示されたすばらしい写真、5回目でも涙が出てきました
付録に写真の展示があったら良かったのに サスペンス要素がなくなった分、純粋な恋愛映画に。 堤幸彦監督の「恋愛冩真」も何年か前に見ましたが、あれと比べてサスペンスっぽい要素がなくなった分、とてもまっすぐで美しい映画だと感じました。まずこの点で人には勧めやすいです。特に、劇中のイチバンの目玉であろうキスシーンの画は息を飲むほど美しかったです。キス自体も背景も。主演の二人には、なんというかいやらしさが全く感じられず、とても好感がもてました。主演のうち、玉木宏は「のだめ?」の役の印象が強かったせいか、シャイな青年の役にどことなく演技くささを感じてしまいましたが、だんだん微笑ましく見えてきました。それから宮崎あおいは、見ていて何度かハッとさせられるほど可愛かったです。あの可愛さだけで☆4個くらいの価値はあると本当に思います。予告でも見れますが、キスの前に眼鏡を外すシーンの可愛さは特に衝撃的でした。劇中でも、玉木宏演じる誠が眼鏡を外した静流に驚いていましたが、あの驚きには十分納得できます(笑)。最後に。静流はよく嘘をつく女の子ですが、自分がどんな病気にかかっているかという話をした時の嘘が、いちばん嘘っぽい嘘だと感じました。でもそれが実は本当だったっていうのが何とも切なかったです。 いい作品に出会えました いい映画だった。そう素直に言える作品に出会えました。
静流(しずる)(宮崎あおい)はめがねを掛け、髪の毛はボサボサで、友達もほとんどいない変な女の子という設定です。これまたポジティブとは正反対の性格で、友達を作るのが下手な誠人(玉木宏)とだけは、何故かうまが合って友達になります。でも誠人は、最初はみゆき(黒木メイサ)が好きで、誠人がみゆきと仲良くしていると、やきもちを焼いて不機嫌になる静流が可愛かったです。
主役の二人とも詳しくは説明されないのですが、何か軽くはない病気を小さい時から抱えていて、薬が手放せず、そういったことが二人を消極的にした反面、引き付け合うための原動力になった部分があるようです。
”恋すると死ぬ病気”うそをつく癖があった静流がなにげなく言ったその言葉。静流の病気は”私はまだ成長しているの”という意味合いの彼女の言葉から、発育が遅れる病気かと最初は思ったのですが、詳しくは言えませんが、実はそうではなかったというその意外な真実とは?静流の本当の気持ちに触れて、あなたも感動してください。
可愛らしい容貌の宮崎あおいが、暗い感じのちょっと変な女の子というのは、無理があると思われるかもしれませんが、これが以外にはまっています。
この他のキャストも、”のだめ”で声楽科の女性を演じた上原美佐、最近ドラマの常連の小出恵介、NHK朝ドラ”ちりとてちん”草々役の青木崇高など今見ると豪華ですよね。
商品説明の”TVドラマっぽい”というのは、確かにそうかもしれません。私は映画よりTVドラマが好きなので、かえって見やすかったですが。
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[ DVD ]
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いま、会いにゆきます DVD-BOX
・ミムラ ・成宮寛貴 ・武井証 ・余貴美子 ・谷啓
【東宝】
発売日: 2005-12-23
参考価格: 19,950 円(税込)
販売価格: 7,398 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 6,290円〜
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・ミムラ ・成宮寛貴 ・武井証 ・余貴美子 ・谷啓 ・ミムラ ・成宮寛貴 ・武井証 ・余貴美子 ・谷啓 ・生瀬勝久 ・三田佳子
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カスタマー平均評価: 4.5
映画のヒットが裏目に このドラマは、小説を原作として作られたドラマではなく、映画を原作に作られたドラマです。
小説と映画の両方を読観した人はみんな思ったことでしょう。
2時間で収まりきらない原作が、映画として2時間に圧縮され、それを原作以上の大きさの約470分に引き延ばされちゃってます。映画は映画で良い作品ですが、どうせ作るなら、映画のこと(ケーキのこととか、ノンブル先生的な役割を病院の先生にした等々)は忘れて、小説だけを参考に、一から作った方が、もっと家庭的で温かい良いドラマができたのでは?と小説好きな私が思うところです。もっとも、映画のヒットがなければ、このドラマも作られなかったんでしょうけどね。
最初、佑治がとてもワガママに見えたけど、あのくらいが7歳の男の子の等身大の姿なのかもしれませんね。 人生で最高のドラマ このドラマは私にとって今まで生きてきた中で出会った最高のドラマです!最初、ミムラさん成宮さんが出るという事で見始めましたが、回を増すごとにハマっていきました。こんなにも優しく温かい、穏やかな深い感動の余韻に浸らせてくれるドラマにはもう出会う事はないと思うくらい、毎回毎回涙、涙でした。始めはぎこちなかった3人が、日常の些細な出来事の中で行き違いや誤解を解決していきながら少しずつ家族になっていきます。その1話1話のエピソードがすごくいいんです!美しい自然の映像や音楽もすごく良くて作り手の思いが伝わってきます。音楽がすごく癒されます!サントラもお勧めです!相手を思いやる心、まっすぐに人を信じる心、幸せとは何か、そういう普段忘れがちな大切な事をこのドラマは教えてくれます。相手を一途に想う気持ちとか、相手を大切に思うが故に生じる些細な誤解(見ててもどかしいくらい)、それが後々解けていく時の心地よさと感動、その3人を見守る周りの人達の温かさ、見てる人の心もほぐされていきます。ミムラさん成宮さん証くんの3人がもうホントの家族みたいに段々息が合ってきて見ていて微笑ましくなるくらい秋穂家にハマってます。この3人で良かったってほんとに思わせてくれます。澪の大きく包み込むような雰囲気、巧の繊細さ、佑司の無邪気さを演じられるのはあの3人をおいて他はないくらいハマってたと思います。日々の生活に疲れた時、このドラマを見れば何か大切な事を忘れている事に気付かせてくれる私にとって人生で最高のドラマです。いまここに在る幸せを噛み締めて精一杯生きている秋穂家の3人に大切な事を教えられ、励まされました。勇気や元気をもらいました。明日から頑張ろうと思いました。私はこのドラマに出会えて本当に良かったと思います。いたら自分の子供にも薦めたいです。次世代に残したいドラマだと思います。秋穂家バンザイ!! 感動します。とてもお勧め! ミムラさんと成宮さんが、とっても主人公にぴったりでいいですよ。特にミムラサンの美しさが、ある意味現実離れしていて、彼女が六週間しかいないという、はかない運命を予感させるほどでもありました。映画を見た方は、話が長すぎるなど色々ご不満があるようですが、ドラマ版では、逆に記憶のない澪が再び、時間をかけて少しずつ恋に落ちる過程が丁寧に描かれていて、恋愛ドラマとしても、素敵で、納得のいくつくりになっていると思いました。自分が学生のときに経験した、もどかしいような、切ないようなそんな恋ーーーただ手をつなぐだけで、ドキドキして、顔も上げられなかったあの頃の、幼い恋を思い出させてくれるようなお話です。(おそらく多くの人がもう、知っているでしょうが)”いま会いにゆきます”のタイトルの秘められた意味も、最後に明かされ、それがこのお話をますます、忘れがたいものとしてくれます。 感動しました 映画は出演者がどうも好きでなかったので見てません。ドラマもそのため見ませんでした。しかし、成宮さんの演技が最近気になりだし、思い切ってDVDを買ってみました。予想外に良かったです。若い夫婦の固い絆で結ばれた愛。子供に対する無償の愛。成宮寛貴さんとミムラさん子供が大きい割に若すぎるとは思いましたが、二人の演技力で引き込まれてしまいました。子供への愛夫婦の愛を充分表現できていたと思いました。TVで見なかったことを後悔させてくれました。特に成宮寛貴さんの妻に対する愛の表現に胸がきゅっとなってしまいました。ただ気になったのは、澪の母役で三田佳子さんが適してなかったと思います。いい年をして着ている物は派手だし。ブラウスの襟を立てていたのは白けました。母らしい演技と服装大切だと思いました。しかし、見てない方にも是非ドラマの今会いにいきます見て欲しいと思います。こんな出会いと愛する人を見つけたいと思うようになりますよ。 繰り返し観る度、買って良かったと思います。 原作より映画より、ずっと素敵です。
美しい森や動物の映像が心を癒してくれます。
梅雨の季節が好きになりました。
ありがとう!
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[ 文庫 ]
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I LOVE YOU (祥伝社文庫 ん 1-42)
・伊坂 幸太郎 ・石田 衣良 ・市川 拓司 ・中田 永一 ・中村 航 ・本多 孝好
【祥伝社】
発売日: 2007-09-01
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
Amazonポイント: 6 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 325円〜
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・伊坂 幸太郎 ・石田 衣良 ・市川 拓司 ・中田 永一 ・中村 航 ・本多 孝好
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カスタマー平均評価: 4.5
繋がり あ、伊坂幸太郎だ!という事で早速読ませてもらいました。
「透明ポーラーベア」
僕は漫画や小説、映画とかを見ていて、間に描かれる日常が来ると安心し、次の日常を待ち遠しく思っています。事件が起こると、事件の解決を祈るだけです。速く日常が戻ればいいのにと。若干矛盾してるのかなと自分でも思うのだけれども、そういう性格なのだから仕方ない。
そんな僕の好きな日常の中で、シロクマを皆で想像しながら繋がることが出来る、そういう話です。 ほんとにつぶぞろい ビンゴでした。
多人数の作家が1冊にってなんとなく苦手なんですが、
これは永久保存版になりそうです。
私が好きなのは(順位ではなし)
「百瀬、こっちを向いて」「Sidewalk Talk」「突き抜けろ」「魔法のボタン」。
現時点での読み返し回数は2回、3回、2回、4回です。
「ずれ」が入ってるのがいいんかな?と。
ど真ん中(タイトルがいやで未読)ではなく。
ありがちなドラマだけど・・・恋はフシギ☆ 人気の男性作家6人による男性の視点から描かれた短編恋愛小説集。
プロローグからエピローグまでの作品の繋ぎ方は絶妙です!
作品ごとに恋愛模様は違いますが、切なく微妙な心の動きは、
読了後、同じ物語を紡いできたかのように感じ入りました。
全体をとおして、オトコの方が繊細だと言わんばかりの感もありましたが、
男女の愛し方の違いを痛感しました。
同時に、普通っぽい恋愛話がドラマチックに描かれている点においては、
「恋心って普遍的なもの」という安堵感が残り、温かい気持ちが広がってきました。
個人的には、何度読んでも味のある「透明ポーラーベア」と、過去の私的な経験で
理解し難かった気持ちがやっと腑に落ちた「突き抜けろ」に魅かれました。
平均点の高い恋愛アンソロジー 個人的には、1位中田永一「百瀬、こっち向いて」
2位石田衣良「魔法のボタン」
3位本多孝好「Sidewalk Talk」
4位伊坂幸太郎「透明ボーラーベア」
5位中村航「突き抜けろ」
6位市川拓司「卒業写真」
伊坂幸太郎の「透明ボーラーベア」は彼氏の転勤で遠距離恋愛をすることになったカップルが動物園に行く話。そこで、カップルの男の姉の元カレと再会します。ボーラーベアは北極熊のことで、男の姉が好きだった動物。4位とはいうものの、上位3人が強すぎるので、軽く平均は超えています。なんで、LOVE or LIKEに入ってないのかな? 真伏さんよりは絶対良いもの書くと思うんだけどな。
石田衣良の「魔法のボタン」。個人的に好きな作家No,1なので。ってか、クサイ(笑)。石田さん、クサすぎ、そしてカッコよすぎ。失恋から立ち直る話。石田衣良らしい恋愛短編の良作。
市川拓司「卒業写真」。平均点下げてます。期待していたのですが残念です。わけがわからない、何を目指しているのでしょう。次の百瀬を盛り上げるためなのでしょうか?
中田永一「百瀬、こっち向いて」。やられました。伏兵でした。この中で唯一読んだことのない作家だったのですが、良い小説書きますね。この人の短編集が出たら、絶対買いです。この作品だけで、十分に元を取れました。僕は年に400冊くらい読むのですが、その中でもトップクラスです。高校生の初恋の話です。
中村航「突き抜けろ」。「絶対、最強恋のうた」の元の話。大学生のカップルはお互いを好きでいつづけるためにルールを決めた。週に3度の電話と一度のデートがふたりをつなぐ。
本多孝好「Sidewalk Talk」。上手いです。最後をしっかりとしめてくれます。僕は、この人は外れのない作家だと思っています。村上春樹の影響を受けまくった作品などもありますが、それも含めて良作です。今の10代で村上春樹を読む人は少ないので、ポスト村上春樹になるかも。村上春樹の大衆小説版といってもいいかもしれません。まだ、レベルは村上春樹には及びませんが、違うフィールドで本多さんらしさを開拓してくれることを期待しています。この短編は別れ話をするカップルの切ない話です。気持ちよく終われる良作です。
好きな作者が見つかる…かも 6人の男性作家の短編恋愛小説です。伊坂幸太郎が好きなので読んでみました。伊坂の「透明ポーラーベア」はクールな感じであんまり恋愛小説っぽくないですが、伊坂が好きな人は気に入りそう。他の5人は実は初めて読む方ばかりだったので新鮮でした。私は本多孝好氏の「Sidewalk Talk」が良かったです。人によって好みが分かれそうですが、一つぐらいは気に入る作品が見つかるかもしれません。いつも同じ作者の本ばかり読んでいたので、自分に合った作者を探す目的で読んでみるのもいいと思いました。
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[ ハードカバー ]
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百瀬、こっちを向いて。
・中田 永一
【祥伝社】
発売日: 2008-05-10
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 899円〜
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・中田 永一
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カスタマー平均評価: 4
多くの人に手に取って読んでもらいたい小説 何年か前に、恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」の中の1作品
として、表題作の「百瀬、こっちを向いて。」を読みましたが、正直あまり
記憶に残っていませんでした。
今回の単行本化にあたり、表題作を改めてじっくりと読み返してみたの
ですが、じーんと心にしみる良い作品だと思いました。
作品の評価が高いのも頷けます。
表題作を含めて4作品の短編小説集(高校生の恋愛小説)となって
いますが、どの作品もそれぞれに味わい深く、私好みでした。
(人によって感じ方は違うと思いますが)
「なみうちぎわ」と「キャベツ畑に彼の声」は、静謐であり、印象的で、
物語の中にいることが心地いいです。
書下ろしの「小梅が通る」は、ちょっとコメディータッチで、痛快で
面白かったです。
久し振りに次回作も読んでみたいと思う小説家の登場に心から喜んで
います。
ぜひ多くの人に手に取って読んでもらいたい小説です。 待ってました!中田永一、初の単行本☆ アンソロジー『I LOVE YOU』と『LOVE OR LIKE』で注目していた中田永一さんの初単行本。
それぞれに収録されていた「百瀬、こっちを向いて。」と「なみうちぎわ」に
「キャベツ畑に彼の声」「小梅が通る」を含む全4作の短編集です。
4作とも主人公は地味でおとなしい子。付き合う友人もそんなタイプの子ばかり選んでしまう。
そんな彼らにシンパシーを感じ、その暗さが私には妙にしっくりくる。
少々強引な展開もあるけど、それこそが作品を面白くしてる素なのでついていけます。
はっきりとしたハッピーエンドではないんだけど、
それぞれの主人公にはこれまでと違う明るい何かが待っているような希望の見えるラストだから良かったです。
もうちょっと先も知りたい・・・この小さなもどかしさっといったら!!!
今後の中田永一さんからも目が離せません。
(「キャベツ畑に彼の声」に覆面作家が出てきたのには思わずニヤリとしてしまいましたよ・・・中田さん。)
限りなくピュアな作品。 表題作に涙。最後に収録されている「小梅が通る」にまた、涙。
うまい、ほんとに泣かされました。感動作というと通常はあざとさやくささが感じられて、
あまり好きではないのですが、この本についてはほんとにピュアな感じを受けました。
カバーも真っ白できれいで、作品そのままに「素」な感じです。
私にとっては一生もので、繰り返し読みたい一冊になりました。 さわやか、ではある 全編が中学生だったり高校生を主人公としていて、話の結構はよくできており、読後にほのかにさわやかさをもたらすけれど、展開が強引なところと中学生日記のような生真面目さが気になった。展開は強引であるけれど、もっと強引であってもいいし。安易なハッピーエンドを用意しないところはいいとして。
全編について、そっくりそのまま映画にもできるし、漫画にもできるだろう。
だが、古典の名著を味わっていると、落としどころまでわかってしまう恋愛小説は少々退屈だった。 百瀬はビギナーズラックか? 4作の恋愛短編が収録されています。
「百瀬、こっちをむいて」という表題作がものすごくレベルが高いです。
正直、他の3作品は標準レベルです。
百瀬未見の方、有望な新人を発見して成長を見ていきたい方などにオススメです。
僕もあと2,3作は読んでいくつもりです。
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[ 単行本 ]
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恋愛写真―もうひとつの物語
・市川 拓司
【小学館】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 17円〜
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・市川 拓司
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カスタマー平均評価: 4.5
市川拓司の世界だねえ。。 市川拓司の作品だと知らずに読み始めたが、やっぱりそうだと感じられる作品。
少し引っ込み思案の僕、小さくてかわいくて、少し変わり者の静流、誰もが美しいと認め、本人もそれを分かっていながら、いやみにならないみゆき。
3人が織りなす恋愛模様は、どちらかというと進展が遅く、今時、こんな若者がいるかなと思うくらい。だからこそ、逆にちょっと新鮮。でも、これが市川拓司の恋愛なんだな。
結末は「やっぱり」と思うけど、そこに至る道のり、その後がやっぱり市川拓司と思う。
決して大きく心が揺れ動く事はないのだけれど、通り過ぎようと思っても、心の中に少しだけ引っかかる、忘れたつもりでもいつまでもちょっと引っかかる。そんな記憶を残していく。
さっと読めて、お手軽にちょっと心に潤いを落とす。
映画も観たけど、やっぱりそんな感じ。ちょっとだけいい感じ。。 「恋空」を素晴らしい小説と思っている人たちへ、この作品を贈ります 「ただ、君を愛してる」の名前で映画化されたこの作品。この市川拓司という作家。どうしていつも、ここまで狂おしいほどに切ないストーリーを書けるのだろう。彼の作品に、いわゆるハッピーエンドな結末の作品はほとんどない(あえて言えば、「そのときは、彼によろしく」はハッピーエンドなのかもしれない)。この作品もそう。決してハッピーエンドではない。切なさが残る。しかし、彼が紡ぎ出すストーリーは、美しく、そしてどこかファンタジックである。彼の作品をレビューするのは簡単ではない。独特の空気感があるからだ。この空気感を言葉で説明するのは難しい。読んで、そして感じて欲しい。強引に涙を狙って書かれている作品ではない。でも、読み終わった後、目頭が熱くなっている自分がいる。市川拓司の作品はすべて読んだ。もちろん、どの作品も素晴らしいが、僕は個人的にこの作品が一番好きである。お気に入りのドリンクを側に置き、じっくりと一行一行味わいたい、そんな作品である。「恋空」が素晴らしい作品だと思っている方には特に読んでもらいたい。「恋空」は、あくまでも中学1年生の日記。この「恋愛写真」こそが、本当の小説である。こういう作品を小説と言うのである。 美しく 映画化のだいぶ前に読みました。
ちなみに映画はまだ観ていません。
静流のまっすぐな想いが、美しく、切なく感じました。
「純愛」とは、こういうことを言うのだと思います。
自分の命を犠牲にしてでも「恋」をした。
羨ましいほど、素敵な恋でした。 フランスのような 一気に読んだ本です。
久々にこんなに綺麗な本に出会った、と思いました。
コミックスをコンビニでぱらっと読んだことはあって、映画「ただ、君を愛してる」もあらすじだけは知っていました。
大好きな玉木さんの出演作品なので、DVDが出たら観よう!と思っていたのですが、忘れていて、実はまだ観ていません;;;
そんな時この小説がたまたまあったので、映画の前に読んでみようかな、と。
最近流行る恋愛小説に共感できない私、あまり期待はしていませんでした。
コミックスも本当にぱらっと読んだだけなので・・・・・・
でも、読み始めて数分で夢中になってしまったんです。
言葉も綺麗。少し薄霧のかかったような作品の世界も、とっても綺麗。
何より主人公の誠人の純粋さと、静流の可愛らしさが、フランス文学のようで
(青年と少女、みたいな)とっても読んでいて気持ちが良かったです。
恋人が病気にかかって死んじゃう、という典型的なパターンのお話かと思っていたのですが、全く違いました。「好きな人の好きな人を好きになりたい」という静流の言葉には、衝撃すら覚えました。
カメラ、小鳥、遺伝子、恋、成長、色んなことが詰まっています。
この本を今まで読もうとしなかったことを、凄く残念に思い、読んで良かったと思えた1冊でした。早く映画も観なくっちゃ。 ただ、君を愛してる 僕は、このタイトル「ただ、君を愛してる」という映画を観て本を買いました。
「映画を観たから」といって原作を読まない人はよくいますが、この物語は映画を観た後でも楽しめると思います。映画を観てからの方が10倍くらい楽しめると思います!!
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