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[ CD ]
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VOICE2~cover lovers rock~(DVD付)
・伴都美子
【エイベックス・エンタテインメント】
発売日: 2008-03-05
参考価格: 3,800 円(税込)
販売価格: 3,250 円(税込)
Amazonポイント: 36 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 2,980円〜
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- 収録曲 - 1. チェリー/スピッツ 2. 僕はここにいる/山崎まさよし 3. You're the Only…... 4. さくら(独唱)/森山直太朗 5. IT'S ONLY LOVE/福... 6. 遠く遠く/槇原敬之 7. OH MY LITTLE GIR... 8. 青春の影/チューリップ(財津和夫) 9. ZOO/ECHOES(辻 仁成) 10. 愛すべきひとよ/The Kale... 11. OH PRETTY WOMAN/...
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カスタマー平均評価: 4
もったいない! 前作もカバー・アルバムでしたが、今回は男性アーティストの名曲を歌っております。
やっぱり、伴ちゃんの声質はロックに合っているようで、個人的には3曲目「You`re the Only...」、9曲目「ZOO」が良かったです。
8曲目「青春の影」、10曲目「愛すべきひとよ」といったバラード系もいいです!
ファンとして、敢えて言いたいのですが、いい声を持っているのにカバー曲を歌っているのはもったいない…です。
次のアルバムでは是非ともオリジナル曲で勝負してください。 よいのだけれど・・・ 伴都美子さんらしさがあって、聴く分には充分に良い作品です。
でもね、男性だけのカバーって、徳永英明さんの逆を狙ってるみたいで・・・
☆1つ減しました。きっと、違うと思うけれど。
lovers + rock 前作は知らない曲が多く、アレンジもゆったりとしたかんぢでした。do asカラファンだった自分にとって物足りないものだった。でも今回はアップ目な曲もあったりほとんどの曲が知ってぃてアレンジもちょぉきにいった!!!↑ 安心して聴けます 男性ヴォーカリストの名曲をカヴァー、という事で良い曲が揃っていると思います。 伴さんは歌唱力は高いですし音程も良いので、どの曲も安心して聴けました。3「You're the Only・・・」はギターが効いています。11「OH PRETTY WOMAN」は洋楽カヴァーで、有名なこの曲はかなりインパクトあります(特にギターサウンド)。他は全体的にテンポがゆったりしていてサウンドはソフトです。DVDはチェリーのMUSIC CLIPとPHOTO Galleryが収録されています。収録時間が約6分と短めなのと、PHOTO Galleryの内容が思ったより良くなかったので物足りなさを感じました。 ジャケ最高です♪ 久しぶりに伴ちゃんのビジュアルみました?。
とても素敵な世界観を感じます。
オリジナルは待ち遠しいですが、歌声が聴けるのは楽しみです。
選曲も90年代ヒット曲満載且つ、すばらしいアーティストばかりなので
結構気に入ってます!!
以下、オフィシャル情報より------------------------------------------
『VOICE ?cover you with love?』に続くカバーアルバム第2弾!!
今作は、男性のシンガーソングラター、自作自演のアーティストを中心に、多くの人々に愛されてやまない名曲を、伴 都美子自身が厳選して、彼女の持つ心地よくも力強い歌声にのせてお届けします。そして、今作も洋楽の名曲を1曲収録!
カバーのアレンジャーには、ギターリストでもある5人のミュージシャン
朝井泰生、大西克巳、菰口雄矢、村上正芳、山口周平を起用。
ポップなメロディーと個性溢れるギターサウンドにのせて、熱いlovers+rockを響かせます♪
[CD収録曲] 全11曲 ※曲順未定
チェリー
[作詞:草野正宗 作曲:草野正宗]
僕はここにいる
[作詞:山崎将義 作曲:山崎将義]
IT'S ONLY LOVE
[作詞:福山雅治 作曲:福山雅治]
OH MY LITTLE GIRL
[作詞:尾崎 豊 作曲:尾崎 豊]
さくら(独唱)
[作詞:森山直太朗/御徒町凧 作曲:森山直太朗]
遠く遠く
[作詞:槇原敬之 作曲:槇原敬之]
青春の影
[作詞:財津和夫 作曲:財津和夫]
ZOO
[作詞:辻 仁成 作曲:辻 仁成]
愛すべきひとよ
[作詞:石田 匠 作曲:石田 匠]
You're the Only・・・
[作詞:小野正利 作曲:柘植由秀]
OH PRETTY WOMAN
[作詞:Roy Orbison / Bill Dees 作曲:Roy Orbison / Bill Dees]
【DVD収録映像】
チェリー (MUSIC CLIP)+特典収録予定
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[ CD ]
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Best WishesII~Next Door
・千住明 ・シセル ・Lyrico ・大貫妙子 ・高橋理奈
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-03-24
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 2,659 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. Next Door 2. ピアノ協奏曲「宿命」第一楽章より... 3. Eternal Story 4. Voyage 5. GLORIA~希望の光~ 6. 黄泉がえり 7. Still Blue 8. Dry & Wet 9. 孤独の部品 10. Saturday Breath 11. KYRIE 12. FANTASIA 13. SPOTLIGHT I 14. Worker Bees 15. Love You ・・・
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カスタマー平均評価: 5
時代の風を感じさせる「Next Door」の楽曲 大河ドラマの楽曲も作曲されている千住明さんのCDを初めて購入しました。
今回、このCDを購入したのはTBS系テレビで放送中の「夢の扉」のテーマ曲「Next Door」を聞きたかったからですが、同じ産業ドキュメント系番組であったNHKの「プロジェクトX」のテーマ曲、中島みゆきさんの「地上の星」がマイナー曲調であり、また現在放送中の「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマ曲、スガ シカオさんの「Progress」が(ちょっと屈折した)中間調であるのに対し、この「Next Door」が似た番組コンセプトとテンポでありつつも、より前向きなメジャー調なのは、時代の風を反映しているのかなと感じました。
私がこの曲を初めて聞いたのは「夢の扉」の短い番組紹介だったのですが、一度聞いただけで気になり、ウェブ検索で調べてCDを購入しました。導入部から転調までは親愛なるハ長調、進行にしたがって打ち方を細かく変化させるスネアドラムが端切れの良いリズムを作っています。
このCDには、「Next Door」のほかにも叙情的で共感性の高い楽曲が数多く収録されており、気分の高揚のみならず、仕事のBGMとして適していると感じています。石油、ビール、電機、通信事業など、さまざまな産業分野各社のCM曲のほか、有名なテレビ番組や映画のテーマ曲などメッセージ性が高く、感情移入してホロリとするような楽曲も多く、私としては「買って良かった」一枚だと思います。
今後、同分野でこの方と双璧を成していくのは久石譲さんくらいと思います。リスナーとして楽しみにしています。 千住ワールドが広がる つい先日、千住明さんの講演会での話を聞いて、人柄とか考え方に惹かれてその日に注文しました。どれも心に響く曲ばかりで、講演会で言っていた彼が目指している世界が広がっていると感じる一枚です。
「癒し系と言われる千住さんの曲の中でこれは一番とオススメの癒しの曲は何ですか」という質問に対して、「自分が作曲した曲は聞くとあれこれ考えてしまうので、全て自分にとっては全く癒しにならない。みなさんが癒されると思う曲がそうなのでしょう」と答えていました。つまり彼は癒しを目的に作っているのではなく、常に何かいつもメッセージをこめ、かつ同業者でないと気づかない凄い部分も盛り込んで作曲しているのでした。
朝、昼、真夜中、いつ聴いても良い一枚で、BGMにもなりますが、「宿命」などはじっくり落ち着いて聴いた方が感動します。 千住明を知る最高の一枚(理由あり。重大!) 千住明は一つの作品の劇伴音楽を作るときにほとんど必ず一定のトーンにします。それは悲しいと決めてしまえば、明るい中にも切なさを混ぜるし、健やかと決めれば騒々しい中にもあるタイプの健全さを織り込むのです。ですから、彼のCDを2,3枚買ってみても全貌が見えてきにくいのです。 そこでこのベスト版CDです。ここにはそのトーンが、色調の違う曲がだくさん入っています。これを最初から最後までかけておくだけで、この人の目指すところがわかるでしょうし、結果として次のCDをかおうかどうか、自分の好みに合ったトーンで作ろうとしているかわかるでしょう。 ベスト版ではなくガイド版としてしまいたいような一枚。
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[ CD ]
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ZOO
・蓮井朱夏
【ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ】
発売日: 2000-09-07
参考価格: 1,020 円(税込)
販売価格: 950 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 1円〜
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- 収録曲 - 1. ZOO~愛をください~ 2. ZOO~愛をください~(インスト... 3. ZOO~愛をください~(アコース...
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カスタマー平均評価: 3.5
愛だよ。愛!! 曲を作った本人より、菅ちゃんのヴォーカルが好きだぁ〜。 とつとつとストイックに歌っているのが、かえって心に刺さる。周りの人間を見たら、動物園の動物みたいな奴らばかりじゃないか。 俺を笑っているサルがいるので、自分を省みた。 「俺もサルだった・・・。」 故に、「愛を下さい」となる。 この論理の破綻が心に響くんだ。 愛って論理の外の説明出来ないものなんだなぁーと妙に感心してしまった。 愛をください。 菅野さん主演のドラマ『愛をください』の挿入曲です。 辻仁成氏が脚本を手掛けたので主題歌がエコーズの「Zoo」。 わりと試聴者の耳に馴染んできた頃のリリースでしたので、結構ヒット致しました。 実際に聴き較べてみると、エコーズの元曲の方がいいのですが、 菅野美穂が唄うこの「ZOO」もまた味があって良いです。 幸薄い役柄だったので、余計にはかなさみたいなものが感じられます。 なんか切ないです。 繰り返し聴くとポジティブになれる曲 覆面シンガー『蓮井朱夏』こと菅野美穂さんが熱唱。 澄んでいて無垢な印象を受ける歌声。 初めて聞くと様々なタイプの現代人を様々な動物に例えて 皮肉っているだけのように聞こえるが・・・・・・・・ 正にそうなのかもしれない。 しかしながら『皮肉⇒「愛をください」⇒「Stop stay-in」』という 歌詞の構成に気がつき何度か聞いていると、不思議と Stop stay-in(おそらく「つらい世の中を前にうずくまるな。ゆっくりでも歩き出せ」の意)し、ポジティブな気分になれる気がしてくる。 つらい事があったとき等に聴くと前向きになれる作品と言えるかもしれない。 特にドラマを好んで見ていたという方は必聴かと。 ただし菅野さんは本来歌手ではなく、歌唱力は必ずしも優れている とは言えないので星4つ・・・・・・・。
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[ VHS ]
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愛をください(1)
・菅野美穂 ・江口洋介 ・伊藤英明 ・辻仁成 ・陣内孝則
【フジテレビ】
発売日: 2001-01-17
参考価格: 10,290 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,893円〜
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・菅野美穂 ・江口洋介 ・伊藤英明 ・辻仁成 ・陣内孝則 ・菅野美穂 ・江口洋介 ・伊藤英明 ・辻仁成 ・陣内孝則
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カスタマー平均評価: 0
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[ VHS ]
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冷静と情熱のあいだ
・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
【東宝ビデオ】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 71円〜
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・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子 ・中江功 ・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
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カスタマー平均評価: 4
一度見ただけで決めないでください。 a?a??e|?a??a?¨a??a? ̄a?a?¬a?3a??a?≪a??a??a?|a??a??a?a??a??a?...aR1a? ̄a?≫a?¨a?"a?ca??a??a?|a?-a??a??a??a??a??a?Ra??a??a??a?£a??a?Ra?§a? ̄a?¨a?a??a??a??a?e|?a??a?|a??a??a? ̄e?2a??a??a?£a?¬a?3a??a?§a?Re!-a,|a??a?¨a??a?Ra??a?§a?-a?Ra?"a\?a?a??a?-a?|a?a??a??a??a?£a??a?'a??a??a??a??i??i??i??a?¨i?'i??i?"i?"i??a?'ea-a?"a??a? a?"a??a?aa?'e|?a?|a??a??a?Ra?§a?a??a??a?aa?¢a?Rcμμc"≫a?¨a??a≫oc?ca?c?3c?3a?aa?"a??a??c?Ra?≪aμRa??a?¶a??a??a?≪ea-a??a??a?Ra? ̄a??a?"a??a??a??a?£a??a?a?§a??a?a?aa?"a?§c§?a? ̄a?a??a?§a?-a?Ra?"a\?a??a?°e±!a?≪aR?a?£a??a?Ra??a?a?≫a?"a?Ra?°e!?a?Ra??a??a?aa?Ra?≪a|i?? i?'ao|c?Ra?Ra??a?3a?a?"a??a?aa?'e≪|a??a??a??a??a,ao|e|?a?|a??a??a?£a??a?a??a?§a?-a?Ra?"a\?a?? a??a?"a?aa?≪e¨?a?¶a?≪aR?a?£a?|a??a??c??c"±a??a??a??a?£a??a?a?"a?"a? ̄a?a??a??a?≪a? ̄a?aa??a?£a??a??c"≫a?Ra??a??a??a?¨a?a??a??a??a? e??a?, a|a??a??a?'a?Ra?°e±!a??a??a??a?¨a?"a??a?aa?§a? ̄a??a?"a??a?Ra?£a??a?-a??a??a?£a?|a?3a?£a??a??a? a?§a??a?a??a??a?Ra??a??a?'a?a?"a??a?aa?Ra!??a??a?'a?a?ca?!a??a??aR?a??a??a??a?§a??a?Ra? ̄a?a??a??e...?a?1a??a?£a??a?Ra?§a?-a??a??a??a? 忙しい人見るなかれ イタリアの美しい町並み、ゆったりとした 雰囲気のラブストーリーを楽しみたいという人なら見ても平気。 けど忙しい現代人、この間延びした展開にはイライラしそうだ。 1時間枠ドラマで出来るのに…と思う人は見ないほうがいい。 竹野内豊が美しく町に溶け込んでいる。 旅行で訪れたフィレンツィエを懐かしもうと映画をみた。 あらすじはメロドラマだが、町に溶け込んでいる竹野内がいい。 ぱっと華があるうえに画面のおさまりがよい。やり過ぎない演技、落ち着いた声のトーン。 昔の彼女を忘れられない男を情緒的に演じている。 一方ケリーチャンを「能面のような演技」と評した批評もあったが、私は そう思わなかった。むしろあれくらい生活感のない無国籍な女優が演じないとインパクトのない中途半端な作品に仕上がっただろう。ただ、このカップリングがなんとなくピンとこないのは私だけだろうか?二人ともよい演技者であったが。おそらくこれは個人個人の見解の違い。美しい映画を見たい人にお薦め。 茶々を入れなければ、面白く見ることの映画 この作品は、男と女の恋愛とその複雑な気持を描いたものであり、それだけといえばそれだけであるが、イタリアの歴史と雄大さが場を盛り立てている。イタリアのこの場所で何度もこんな偶然はないだろうと思いつつも、男と女が再び恋愛関係になることを応援してしまう不思議な映画でる。 ケリー・チャンからうかがえる知的さ、竹野内豊から感じられる純真な心が、見る人の心を癒してくれる、そんな映画でもある。 あまりもの偶然さに茶々を入れなければ、面白く見ることの映画であると思う。 他の配役の存在意味がわかりかねたので、星を4つにしたが、一度は見てもそ損はないと思う。
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[ VHS ]
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千年旅人
・豊川悦司 ・大沢たかお
【ポニーキャニオン】
発売日: 2000-06-21
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,513円〜
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・豊川悦司 ・大沢たかお ・豊川悦司 ・大沢たかお ・辻仁成 ・渡辺美佐子 ・yuma
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カスタマー平均評価: 4.5
詳しくは知らないが日本海を感じる 私は新潟生まれで原作者の辻氏の古いファンだ
それを抜きにしても本作の映像世界にただならぬシンパシーを感じてならない
鈍色の空、深緑の海原
この質感は否応なく心を揺さぶる
恐らく作者は書いた段階でこの海をイメージしてはいなかったと思われるが
映像化にあたりロケハンでこの海を選んだ気持ちには深く同意する
とても美しいとても美しい風景だ
そしてとても美しい作品だ 儚さの映画 辻仁成が作り出すのは儚さの世界だった。東洋的な無常観にある美しさを描く。
海も潮風も建物もピアノの音色も全てに虚無感が漂う。絵に人はいない。孤独の世界が描かれている(能登半島門前町を選んだロケハンが非常にいい)。
ツルギ、トガシ、ユマそれぞれの引き合う孤独の引力が、不思議な交わり方をし、生と死を見つめた1ヶ月。「託された想い」がそれぞれを結びつけ、つき動かす。
そう、この3人を出会わせたのは“ヨウコ”。人は死者を見送るとき、魂がこの世に残ると感じる神秘感を体験するが、残されたものたちは死者の残した情念に支配されうる。それがこの3人を出会わせた。そして、「託す思い」はラストのカットへと受け継がれる。
豊川、大沢、yuma(新人)の演技がいい。ひなびた哀愁が出せている。特に豊川は儚さや孤独という役どころはさすがだ。yumaも演技っぽくないのがいい。自然さにおいてはいい女優だと思う。悲哀や心の闇の作り方に置いて、大沢は豊川との違いを出すのに難しさがあっただろうが、役どころの「軽さ」を丁寧につくっていた。
「千年旅人」という題が見終わった後にじんとくる。
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[ DVD ]
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冷静と情熱のあいだ(通常版)
・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2002-06-19
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 3,880 円(税込)
中古価格: 3,580円〜
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・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子 ・中江功 ・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
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カスタマー平均評価: 3.5
『冷静と情熱のあいだ』そこには何が・・・心が安らぎます! ■結論:『これはすっごくイイ!!』
映画に関する賛否両論はあるかもしれませんが、少なくとも映画で流れていた音楽はすばらしい!
アイルランド出身の歌姫『エンヤ』の挿入曲も素晴らしいですが、何といっても映画のタイトルでもある”冷静と情熱のあいだ”(そうです!あのチェロ青年が弾いていたなんとも心に残る素晴らしい曲です!)という曲は音量をMAXにして聞いています!
まだ映画を見ていない人はまずはこのDVDを見てそこに流れている音楽と映画の雰囲気に浸った方がよいでしょう。
海外に留学経験のある方はその時の雰囲気を思い出しながらこの音楽を楽しめばそれぞれの思い出の場面に最適なバックグラウンドとして思い出が鮮明にフラッシュバックすることでしょう。
学生時代の青く苦酸っぱいシーンも微笑ましいです。
お酒を飲みながら「素晴らしかった異国の人々とのふれあい、出会った人たち、みんなの顔を浮べながらこの曲を聞いて、自分を取り戻す」そんな時間にぴったりです。
『好きな人をずっと思い続ける』これほど素晴らしいことはないでしょうね?
映画を見た後にゆっくりと自分の中で”冷静”と”情熱”の『あいだ(間)』というものについて考えてみてください。
そこにはきっと今の自分がいるはずです・・・
追伸:あの「ハンニバル」でさえ撮りきれなかったフィレンツェの全容がこの映画には含まれているらしいです。 何度見てもいい映画 まず映像が良い。監督が良いのか、設定がイタリアだからか、スケールの大きい日本っぽくない映画ですよね。シャイな2人の内に秘めた想いが最終的に実ったと言うのが日本人の好きそうな話だと思いますが。ケリーチャンは前からミステリアスな感じが好きな女優です。私は華僑の男の子と国際恋愛の経験があり、今でもhkとtwには大事な友達がたくさんいます。心が温かくて、しかし、自分の意見はきちんと持っていて、自己主張をする人達。ケリーの恋人役のマイケルゥオン、私の前の彼は彼ほどかっこよくはなかったですけど、華僑独特、彼は確かシンガポール出身ですが、現在の日本の男子にはないインターナショナルで自信がある独特の感じはとても似ています。この映画のなかで1番好きなのはミラノの二人の家での場面。竹之内豊がはじめて家に来たときのマイケルと竹之内の会話、言葉にはしない大人の男同士の争い、ケリーとマイケルのすれちがい、浮気をしたり、自分の気持ちに自信が持てないときほどi love youと言葉にして自分の気持ちを確かめたくなるもの。篠原涼子の竹之内への愛情表現は精神的に大人になれない日本の女子の代表のような感じで、嫌悪感を持ちましたが、年をとるごとに強くなっていく自分にはできない素直さが羨ましさに変わりました。あれだけ自分を素直に表現し甘えられたら気持ち良いだろうと。是非、日本男子のみなさんに見てほしいです。この映画のマイケルは私の理想の彼氏です。私は日本人で日本の男子が好きでありたいけれど、ああいう会話が出来る男ってなかなかいないですね。女の意見を恐れず、人間としてつきあえて、そして日々てれずに愛情表現をしてくれる。特に今の40代以上の人。体は若くて、家事をしてくれて、自分に口ごたえしない女が理想と思ってるんじゃないですかね。悲しい現実ですね。 はぁー(溜息) この映画、カップルで見るにはオススメできません。お互いが昔の恋愛を思いだし、気まずい雰囲気に…。それにしても、昔の相手を忘れることのできない人(または、忘れることもできないくせに、新しい相手と付き合う人)のなんと多いこと。原作のヒットがまさにそれを物語っています。“生涯ただ一人を愛する”という純粋なロマンは、もう廃れたのですね…。本来、星ひとつのところ、篠原涼子のフェ*チオに感動したので、星ふたつ(笑) 末期ガンの日本映画界、治療不可能か? 一言で言ってしまえば、「面白くない」これに尽きる。随所にエンヤの綺麗な音楽を散りばめて、イタリアの綺麗な風景を見せる(この映画よりもエンヤが脚光浴びたんじゃないのか?)。面白くないんじゃぁぁ!そんなにしてファッショナブルに仕上げたかったんかい!肝心の恋愛の方は、原作者の辻仁○の描いた理想(妄想)にすぎんじゃないか!ナヨナヨ恋愛映画はもう沢山!! なにも感動も共感もいたしませんでした。 とっても素敵な「映画」ですよ… 素敵な女性が痛いほど切ない恋をしている。女性の気持ちがわからない僕にもあおいの葛藤・女性らしさは手に取るようにわかりました。順正の情けなさも。ストレートでとっても素敵なラブストーリーです。あおいと順正の恋愛をエネルギーにして生きることに憧れを持たせます。つい最近になって原作を読みました。原作を読んで、完全に別の話だと思いました。映画ではあおいの繊細な心理描写が痛いほど伝わってきましたが、小説では順正の愛情の深さ・心の温かさの方が印象的でした。その純粋さ、小説より映画の方がずっと強く、可憐に描かれてる。 とっても素敵な「映画」ですよ。
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[ DVD ]
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冷静と情熱のあいだ Blu
・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2002-06-19
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,199円〜
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・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子 ・中江功 ・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
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カスタマー平均評価: 3.5
冷静と情熱の間には人間味があるのではないだろうか? 私はこの映画を見てから、原作の2冊を読みました。賛否両論で真っ二つに意見が別れているようですが、私は映画化してくれて良かったなぁ?と思える作品でした。ちなみに小説から映画になった作品で、「ダビンチコード」は駄作、「東京タワー」は綺麗な出来だと思っています。
ストーリーは原作とところどころ違いますが脇役にも複雑さと人間味があり、心を惹きつける物語だと想います。それに、「本当に好きな人を心に残したまま別の人と一緒に過ごすこと」や「余りにも素直になれなさすぎる二人」について、見る人によって色々な解釈があると想います。それもまた面白いのではないでしょうか?
ただ2時間という時間が短すぎて、まとまり過ぎと言うか省き過ぎな感はあります。
映像に関しては100点中120点をつけてもいいくらい美しい出来だと想います。私はイタリアに行ったことがなく一度行ってみたいと思ってましたが、尚更行きたくなる位街並みを綺麗に映していると思います。またケリーチャンと竹野内豊がこの映画に良く合っているな?と思います。音楽も良く惹き立てていて、「美しい映画」と言えるのではないでしょうか?
詩情をそそるもの いい映画だった。
遠い昔、わたしも行ったことのある町フィレンツェ。
当時学生時代でリュックを背負って、きたないジーパンを履いて美術館ばかりを廻っていた。
ウフィツィ美術館にも行った。
ドゥーモに上れる事も知らなかった。
なんときれいな町並みなのだろう。
色彩統制されている。
みなが、自分をアピールするのではなく、
この町を愛しているからこそできることだと思う。
この映画を見て・・・ また行きたくなった。
^^ ”冷静”と”情熱”の間 そこには何が・・・心が安らぎます! ■結論:『これはすっごくイイ!!』
映画に関する賛否両論はあるかもしれませんが、少なくとも映画で流れていた音楽はすばらしい!
アイルランド出身の歌姫『エンヤ』の挿入曲も素晴らしいですが、何といっても映画のタイトルでもある”冷静と情熱のあいだ”(そうです!あのチェロ青年が弾いていたなんとも心に残る素晴らしい曲です!)という曲は音量をMAXにして聞いています!
まだ映画を見ていない人はまずはこのDVDを見てそこに流れている音楽の雰囲気に浸った方がよいでしょう。
海外に留学経験のある方はその時の雰囲気を思い出しながらこの音楽を楽しめばそれぞれの思い出の場面に最適なバックグラウンドとして思い出が鮮明にフラッシュバックすることでしょう。
学生時代の青く苦酸っぱいシーンも微笑ましいです。
お酒を飲みながら「素晴らしかった異国の人々とのふれあい、出会った人たち、みんなの顔を浮べながらこの曲を聞いて、自分を取り戻す」そんな時間にぴったりです。
『好きな人をずっと思い続けられる』これほど素晴らしいことはないでしょうね?
映画を見た後にゆっくりと自分の中で”冷静”と”情熱”の『あいだ(間)』というものについて考えてみるのも良いかもしれませんね。 風景がよかった 好きな場面は篠原涼子が日本の竹野内豊のアパートの前で待っているところ。何故だかわからないけど。
自転車に乗っているところも、バイクに乗っているところもよかったし、日本の電話ボックスで彼女が電話しているところもよかった。
風景には拘ったんですね。雨のシーンもよかったですね。
竹野内豊の仕事もよかった。駅のシーンはどうでもよかったですけど。
この風景のために今のところ6回見ています。
映画の内容はどうでもいいかな。風景に5点。 時々見たくなる 上映時に映画館で見たにもかかわらず、いまだに時々思い出しては見ている映画です。
当時の新聞評に『ローマ・フィレンツェ・竹野内豊』この3拍子がそろっていて、若い女性に支持されぬわけがない、みたいな内容が載っていたのを覚えています。
当時若かったので、当然支持しました。(笑)
キーワドは、音楽、イタリア、そして竹野内豊。
エンヤはもとより、いろいろなシーンに使われるオリジナルトラックがとても素晴らしい。
当初、クラシックかと思っていたほどです。
サントラも購入しましたが、聴いていると映画のシーンが思い出されます。
竹野内豊さんは、その繊細な演技で10年間1人の女性を思い続ける寡黙な男を見事に演じています。
その演技もさることながら、随所で語られる彼のナレーション、低めで耳に大変心地よく響きます。
この映画後も彼は着実に演技力を伸ばしていますが、映画出演作がこれ1本とは、少し残念です。
もっと映画で活躍してもらいたい俳優です。
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[ DVD ]
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冷静と情熱のあいだ
・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2005-03-02
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,200円〜
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・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子 ・中江功 ・竹野内豊 ・ケリー・チャン ・椎名桔平 ・ユースケ・サンタマリア ・篠原涼子
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カスタマー平均評価: 4
原作を越えたラスト 「原作を越えたラスト」と、原作者の辻さんもおっしゃっていましたが、私も同感です。あの終わり方は本当によかったと思います。キャスティングも完璧。順正もあおいもマーヴも芽美もイメージ通り。風景も曲も、なにもかもがすばらしいです。何度でも見たい映画。せつないけど、夢をあたえてくれる作品だと思います。私はまだこれを越える恋愛映画には出逢えていません。 こんな駄作映画は他にはありません! エンヤに釣られて跳びついて観たのですが、
話が全然面白くなくてがっかりしました。
音楽が他の人だったらいとも簡単に無視できたのに。
エンヤの曲はフィレンツェの風景と合うだけで、セクシーさがなさ過ぎます。
あれにはもっとふさわしい音楽があったはずです。(例えばサラ・ブライトマンとかリチャード・クレーダーマン、あるいは"冬ソナ"風の物など)
こんな映画早く廃盤になって欲しいです。
エンヤはこんな平坦なラブストーリーではなく、芸術や文化を主体とした作品に使ったほうが効果的です。
ところで、"For Lovers"はもう廃盤です。 映像も音楽も素晴らしい 小説は見ていませんが、映画を見て美しい作品!と思ったのが最初の印象です。主役の竹之内豊、ケリー・チャンはグラビアの様な美しさ。そしてフィレンチェの風景に流れるエンヤの歌とBGMの美しさは特筆物。(サントラ版もお勧めです)
そして、楽しいのはユースケ・サンタマリアと篠原涼子、中江監督のコメンタリー。何度聞いても笑えます。この中でユースケが「今度俺と涼子ちゃん主演で映画撮った方がいいよな」と言っていたけれど、見てみたい気がします。 ガラス細工のような恋愛 絵画を切り取ったようなミラノ、フィレンツェの美しい景色、エンヤの透明感のある歌声、竹野内豊のアドニスのような繊細な美青年ぶり、くっきりした目元が印象的なケリー・チャンの個性的な美しさがいとてもいいと思います。傷ついて別れた二人のガラス細工のようなもろさ、心は寄り添っているのに言いたい事が言えない、とても素敵な10年愛だと思います。 純粋にいい映画だと思います 私は2冊の小説を読んでから見たのですが、小説とは別な感覚で楽しむことができました。賛否両論はあると思うけど、クライマックスは純粋に感動しました。フィレンツェ、ミラノ、また行きたくなりました。
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[ 文庫 ]
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サヨナライツカ (幻冬舎文庫)
・辻 仁成
【幻冬舎】
発売日: 2002-07
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
Amazonポイント: 5 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 113円〜
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・辻 仁成
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カスタマー平均評価: 4
サヨナライツカ タイトルでもあり、文中にも出てくる「サヨナライツカ」と言う詩。
愛されることを願うのか、愛することを望むのか。
自分の過去の恋愛について、色々と想い出し切ない気持ちにさせてくれます。
特に20代半ば以上の女性には響くと思います。
大多数の男性にはあまりピンとこないだろうけど、ちょっと気になる女性との会話には使えるはず。
小説として読むことはあまりお勧めできませんが。。。 やっぱり好きになれない 「冷静と情熱のあいだ」を読み、江國さんに共感できたものの辻仁成には共感できなかった私です。
その後も読まず嫌いは良くないと彼の作品を図書館で借りて何冊か読みましたが、やっぱり共感できませんでした。
今回は、この作品が映画化されると聞き、久しぶりに彼の作品を読んでみました。
しかし、私には陳腐な作品としか思えませんでした。
何人かの方もレビューされていますが、作家自身が自分の理想の恋愛を読み手に押し付けてくるような、まるで自己陶酔しているようにしか思えないのです。
たしか、この作品は作家が現在の妻であり、今回の主人公に配役された女優さんと出逢ったころにも映画化の話があったはずです。
そのときに彼が彼女に初対面で言ったのが「やっと逢えたね」だったと記憶しています。
今回、この作品を読んでの私の唯一の感想は
「な?んだ、ツジジンセイはミポリンに逢ったときに自分を豊、彼女を沓子と思っていたのね」
だけでした。
(昔、彼はヒトナリではなくてジンセイという名のロッカーでした)
ナル男性の描いた恋愛小説… というのが私の第一の感想です。
滅多に恋愛小説を読まないのでたまにはいいかな?(映画化されるらしいし)
と思って読みましたが、なんだか男性(作者)の一方的な理想(妄想)を描いているに過ぎない感じがしました。
女性の側から同じ境遇の2人を描いたら全く違う作品が出来上がるんじゃないかな。
ここでは評価が割といいようなので驚いています。
私の心が枯れてしまっているということなのかもしれません。
恋愛小説にどっぷりはまりたい人にはお勧めなのかも。
でもよほど【東垣内(ひがしがいとう)】という苗字が作者が気に入っているのかわかりませんが、やたらと【東垣内豊は…】というクダリが出てきてうるさい感じがしました。
【豊は…】だけで良さそうな場面でも頻繁に出てきます。
恐らくこの作家の作品はしばらく私は読まないですね。 クロスロード・アゲイン 文学にせよ音楽にせよ 辻仁成の根本に【愛】がある
両刃の剣 常に選択と後悔が伴う
時として脆く儚いのか 危なくも強靭であるのか 不純なのか純愛なのか
永遠のテーマである
人間が着飾り秩序を持ちながら時折、羞恥でさえ甘露な媚薬と麻痺する
豊かの如く 少なからず誰しも社会的であり又、変質なのである
フィクションであり なきにしもあらずな 性(さが)
多分 人間=愛 は慈悲と残酷の二面性
タイの茹だる灼熱に身も心も解け沓子の生々しい体臭(甘美なフェロモン)が伝わる
朽ち衰え 形亡きものに縋り 終る
刹那
でもそれは神でなく結局は脳がさせる幻
女性の意見を聞きたい 愛することは素晴らしい事だと思った。
こんなに人を愛せる2人を羨ましく思う。
決断はその後の人生を大きく左右する。
2人の愛情は決別したことで美化され、潤ったのかもしれない。
自分がこのような場面に直面する可能性もある現実味のある小説だ。
この小説は豊の視点に立つか沓子の視点に立つかで、
全く違った小説に感じられるだろう。
私は男なので、もちろん豊の視点に立ち、男目線で没頭したが、
再び読み返すときは沓子の視点で読んでみたいと思う。
辻仁成の代表作。
読んで損はないと思います。
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[ 文庫 ]
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冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)
・辻 仁成
【角川書店】
発売日: 2001-09
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 480 円(税込)
Amazonポイント: 4 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 1円〜
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・辻 仁成
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カスタマー平均評価: 3.5
男らしい小説 自分の未来に不安を持ちつつも、あおいとの約束事に唯一未来を感じながら生きる主人公。愛とは何か、悩みまくったに違いない。十数年も同じ人を思い続ける事ができる人はそういないし、その点は尊敬できる。
タイトルも面白いよね。冷静になるべきか、情熱的になるべきか、駆け引きの上で非常に重要な問題。そのあいだでどう戦略を取るか。駆け引きだけではない。冷静と情熱的な登場人物がちゃんと区別されている。
フィレンチェの情景の描き方が好き。辻仁政にしかできない独特の言い回しである。
個人的にはRossoから読むのを勧める。 江國香織の才能にのっかった寄生虫 江國香織との共同執筆で、映画化され話題になった恋愛小説。こちらは青の物語。俺は先に江國香織のRossoを読んでいて━━赤から先に読んだ方がいいと聞いたので━━これをあとから読んだのだが、何だ、これ。一言で言うと、女々しいんだよ!これが男の描く小説? 執着しすぎだろ、過去に。あおいに。おまけにありえない描写が多すぎる。 「青空はどこまでも高く、しかも水で薄めた絵の具で描いたように涼しく透き通っている。霞のような雲はまるで塗り残した画用紙の白い部分みたいにその空の中を控えめに漂い、風や光と戯れるのを喜んでいる」って…。お前は誰? と言いたい。本当に男なのか? と。ぬるいんですよ、彼の小説は。口当たりの良さそうな言葉をさも詩的に描いたようにみえるが、よく読めばこれはちっとも詩じゃない。ポエムだ。江國香織を見習っていただきたい。彼女の小説こそが詩的であり、また口当たりの良さそうな言葉の中に毒と残酷な事実を含んでいる。本当に芥川賞作家? 江國香織のほうがよっぽど芥川賞にふさわしい。最近は韓国で人気の女流作家と共同執筆で小説を発表したが、そうでもしなきゃこいつは生き残れない。江國香織を利用したとんでもない男。笑える恋愛小説が読みたいなら、辻仁成と島本理生をおすすめします。 ストーリーのスピード感がたまらない 久しぶりに「先が読みたい」とどんどん読み進める本にあたった。
昔別れた恋人が、それぞれ別々の生活をイタリアで送っている。
しかし互いに忘れらず「30歳の誕生日にフィレンツェのドゥーモで会おう」という
約束に向って物語は突き進んでいく。
そのスピード感がたまならかった。
辻さんの描く男と、江國さんの描く女が一体どこで一緒になって新しい物語を紡ぎ出すのだろうか。
8年ぶりの再会に起こる出来事は何だろうかと、先を読み進めていた。
自然に物語の中に入り込めます。 同じタイトルの違う作家(辻仁成・江國香織)による2冊の本....コラボレーションなんだそうです。
こちらは、男性の立場から書いた作品です。
学生時代の恋人「あおい」との約束....10年後の「あおい」の誕生日にドゥオモで会う....を糧に生きてきた「順正」の心の葛藤を中心に描かれています。
自分の経験に思い至りながら心の中で「順正」に後悔しないようにしなければいけないよ、と語りかけてしまいました。
情景描写も上手く、自然に物語の中に入り込める作品です。
敢えて、難を言えば「順正」を美化し過ぎているところかな。
よい素材を無難に料理している印象 メビウスの輪のように、表裏一体となった2つの物語。
こちらは辻仁成による、阿形順正のストーリー。
ひとつの小説として読んだとき、
あんまり高い評価を与えられる一冊ではない。
どうも物語の焦点がひとつに定まらない。
決して個々の要素は悪くないのだが、
掘り下げが浅いので今ひとつ腑に落ちない。
冷静と情熱って言葉はよく出てくるけどね。
過去と未来とつなぐって修復がたしかにあるんだけど、
しかしそれが最後に現在に収斂していく過程が急すぎる。
結果、主人公である順正の葛藤も
それほど読者の胸に迫ってこないんだよなぁ。
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[ 文庫 ]
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ミラクル (新潮文庫)
・望月 通陽 ・辻 仁成
【新潮社】
発売日: 1997-07
参考価格: 380 円(税込)
販売価格: 380 円(税込)
Amazonポイント: 3 pt
( 通常24時間以内に発送 )
中古価格: 1円〜
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・望月 通陽 ・辻 仁成
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カスタマー平均評価: 4.5
お母さんはどんな存在か 不思議に温かみのある挿絵と文章を見比べながら読んで行くのがとても面白い本です。
途中まで同じ悲劇が続き悲し過ぎて読むのを止めたくなりますが、
主人公が悲しみや疑問に向き合って目に見えない、言い難い解決を得て嬉し涙が出ました。
お母さんがどんな存在か、自分はお母さんについてどう考えるか、
理解に至った決定的な部分ははっきりと言葉で示されていなくて、
考える余地を与えてくれる、その書き方が素晴らしいと思います。 "許してくれる人" 妻の死を認められない父親に「母は生きている」と言われ、それを信じるアルは、とにかく母の面影を求めています。父親のシドがピアニストで、各地を転々としているので、一緒に旅をしながら、街行く婦人に母親の姿を求めているわけです。
印象的なのはシドのセリフです。「母親とは許してくれる人」だというのです。始めは起こるかもしれない、でも、最後には許してくれるのが"母親"なのだと。対照的に、最後まで叱り許さないのが"父親"なのだとも言います。初めて聞いた定義ですが、どちらも愛ゆえに、と言い切るシドの姿を見ていると、なかなか惹かれる定義だなぁと思うのです。
空からの雪が奇跡を起こす 息子を想い、やさしさから旅を続ける父。
雪が降るのを、誰よりも待ち続ける少年。
少年のそばにいつもいる不思議なおばけ。
『ミラクル』は、真っ白な雪のように澄んだ少年の心に癒される、何度でも読み返したく物語だ。 ミラクル 小さい頃の純粋な心、キラキラ感、大人になるにつれてその心は忘れてしまい、思いやりのない大人になっていく・・・・・。
輝いていた頃の自分を思い出したい大人に是非お勧めします。飾り気ない文章と言葉がストレートに読む方に伝わってくるため、優しい気持ちになれます。
[内容]
主人公のアルがクリスマスの夜に遭遇した奇跡、すなわちミラクルなストーリー。そして、アルは大人へと成長していく・・・・・。
クリスマスに子どもに読んであげましょう。
追い求める純粋 難しい文章を書き連ねる事だけが作家じゃないんだなぁ、 と考えさせられた。 人は誰でも文体に癖があると思うんだけど、彼は本当に書き分けの上手な作家さんだと思う。小学校の課題図書になるような、やさしい文章。 それでいてココロを掴んでしまう。 ありがちな淋しい話に終わらせない。 挿絵も想像を掻き立てる素敵なイラストです。 心がほんわりと優しくなれそうな気がします。
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